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空くか、空かないか−。相棒ナランフレグの末脚を信じる丸田騎手は、最後の直線でイン強襲にかけた。
内枠2番。レース前、宗像師とは「外には出せないな」という会話。腹は決まっていた。

道中は「馬のリズムだけを考えて」といつも通りの後方待機。内ラチ沿いで脚をためた。4角入り口ではまだ14番手。
残り200メートル手前。逃げるレシステンシアの外が空いた。トゥラヴェスーラと馬体をぶつけながらも、一瞬の切れ味で進路を確保。
あとはゴール板まで伸びるだけだった。5着まで0秒1差の大接戦を制し、鞍上はステッキを握る右手でガッツポーズ。ゴーグルの奥は、うれし涙があふれた。


前壁しそうな最内突きに勝負した丸田すごくないか?