サリオス

以下クラブ公式
再ブリンカー着用。最内から好スタートを決めて、好位の後ろからレースを組み立てます。直線では馬場の真ん中へ持ち出されるも、伸びを欠いて流れ込むようにゴールしています。

堀宣行調教師「昨日競馬場へ輸送してからも活気が有って、キビキビと歩けていましたが、装鞍やパドックへ入る時には鳴いていましたし、まだ若さは抜けていないですね。
そうした中でもトップスタートを決めて、4コーナーでは脚が溜まっているように見えたものの、石橋騎手の話では『手応えは有ったのですが、内で終始ノメッて走ってしまっていた』との事ですから、その影響で最後は伸びてきてくれなかったのかもしれません。
上がりの歩様は今のところ問題ないものの、気持ちの昂ぶりが強くて息が入るのは少し遅かったようですし、多少なりとも疲れはありそうですね。ただ、中間に痛めた蹄の方は大丈夫そうです。
父と母の持っている潜在的なスピードを本馬は受け継いでいるので、ベストな適性を見いだすためにも今回は短距離のGTを使わせてもらいました。将来的な事を考えるとこうしたチャレンジは大切で、今後のサリオスにとっても良い方へ作用してくると思っています。
少し勝ち星からは遠ざかっていますが、まだまだ先のある馬なので、これからも1つ1つベストな選択ができるように心掛けます」