千の風になってドラマスペシャル「ゾウのマルティネス」

第二次暗黒大戦のさなか、政府からpaypay動物園に投手を処分しろとの通達が下った。
飼育員の中村、松田たちは涙ながらにピッチャーたちにエラーを与えた。
同じく飼育員の三森、今宮たちも涙ながらに三振、ゲッツーを与えた。
最初にライオンのセンガ、そしてキリンのヒガシハマが力尽きた。
しかし、ゾウのマルティネスはそれでも0点に抑える。
paypay動物園では最後の手段として、マルティネスに点を与えず餓死させるという苦渋の決断を下した。
甲斐がマウンドに行くとマルティネスは点が貰えると思い、「コーナーをつく」や「緩急をつける」などのありったけの芸をみせる。
甲斐は号泣した。「マルティネス、もう、いいんだ、もう、いいんだよ…」
7回無死、マルティネスはとうとう力尽きてしまった……。