【真弓明信】阪神ケラー、カーブ精彩欠き、直球で空振り取れず…守護神交代は仕方ない
https://www.nikkansports.com/m/baseball/column/analyst/news/202203290001287_m.html?mode=all
ケラーはまだ2試合目の登板だが、守護神交代を決断せざるを得ない内容だった。
直球にキレは出始めている。しかし広島上本の打席を見ても、あれだけ粘られると苦しい。
カーブがワンバウンドになればいいが、現状は精度を欠いている。
ヤクルト戦やこの日のように高めに入ると危ない。
三振をとれる球、決め球は直球しかないが、調整不足もあり、空振りをとれない。
中継ぎ陣も駒不足とあって、2軍調整ではなく、しばらくは1軍で調子を上げてもらうしかない。

湯浅が代役を務めるということだが、これは最も近くで見ている監督が決めること。
ただし、戦っている選手が納得するような継投じゃないと、士気に影響する。
8回を投げた岩崎が本来の切れ味を取り戻したことは収穫材料だ。
実績のある左腕を9回に配置し、いかに8回までをしのぐかを考えていくべきだ。