3月から始まるプロvs大学生との試合に先駆け、セミプロ球団横浜ベイスターズがフェリス女学院大学と対戦した。
横浜は村田や三浦、新加入の森本など主力を起用する気合の入れよう。一方、野球部のないフェリスは急遽体操部などから女子選手をかき集め即席でチームを作った。
素人相手にも手を抜かない横浜は初回から猛打爆発、3連打を含む計7安打で2点を奪うなど、フェリス先発片山さん(3年・茶華道部)から7回までに4点を奪い試合の主導権を握った。
投げては先発三浦が最速146km/hの直球を軸に3回を被安打6四死球2失点1の好投。調整の順調振りをアピールした。
後を受けた加賀、阿斗里など若手投手陣も奮闘、7回までフェリス打線を3点に抑え格の違いを見せ付けた。
8回に新加入のハミルトンがフェリス4番の塚田さん(4年・アニメ漫画研究会)に逆転3ランを浴び、調整の遅れが心配される一幕もあった。
フェリスは8回から片山さんの後を受けた長井さん(1年・合唱部)が4連続奪三振を含む5つの三振を奪うも9回に味方のエラーなどで3失点と乱調、逆転を許す。
横浜は9回に守護神山口を投入、被安打2四死球1の無失点に抑え、最後は三塁手村田の隠し玉で試合を締めた。
今回のプロと大学生の交流試合に尾花監督は「我々は(セミ)プロとしてのプライドがある。大学生側も本気でぶつかってきてほしい。」とエールを送った。