4月1日、ウエスタン・リーグ公式戦で福岡ソフトバンクホークスはタマホームスタジアム筑後で中日ドラゴンズと対戦した。

若鷹ロマン砲たちが本塁打の競演だ。筑後の青空に5本のアーチを架けた。
まずはリチャード内野手だ。初回に1点先制した直後の1死一塁からバックスクリーンへ特大の2号2ランを放った。
さらに三回、リチャードは続く第2打席でもレフトへ3号ソロを放った。
リチャードは前日3月31日に行われた阪神戦(鳴尾浜)の最終打席で今季1号を放っており、2日がかりでの3打席連発を記録した。

若鷹の勢いは止まらない。三回は井上朋也内野手もセンター左へ運ぶ1号ソロを放った。
四回の追加点は川原田純平内野手の2点タイムリー。
そして五回、黒瀬健太内野手の3号ソロに続き、正木智也外野手が左中間へ2者連続のホームランを放った。
ドラフト2位ルーキー正木の嬉しい公式戦初本塁打となった。

先発のチャトウッドは5回3失点で勝ち投手となったが、球速はこれまで同様に140キロ台前半で、制球面でも4四球と苦しんだ。
球数95球を投げたことは収穫だが、思うように前進できない苛立ちも感じさせた。

リチャード
「いい形で打てたと思います。ただ、自分は集中力が切れやすい。集中を大事にやっていきたいです。
また一軍に戻れるように、使いたいと思わせるように日々大事にしないといけないし、
僕は良かった次の日がダメなことが多いので、謙虚にやっていきたい。
昨日の最終打席で打って今日も打てたので、明日はもっと謙虚に頑張ります」

正木智也
「手応えは、プロに入ってから打撃練習も含めて一番だったと思います。
フルカウントから、絶対に次につなげる、食らいついていこうと思っていました。
怪我をしてから調子が上がらない時期が続いてもどかしい気持ちもあったが、
本塁打が出たし、この一発で調子を上げていきたいです」
https://news.yahoo.co.jp/byline/tajirikotaro/20220401-00289452