■矢野監督 開幕前ミーティングでの躓き
どんな監督でも開幕前になると不安に苛まれる。これは既に退任を宣言している矢野監督でも例外ではない。
開幕前日の全野手ミーティングの席上、矢野監督は「言いたいことがあったら何でも言って欲しい」と問うた。
まず口火を切ったのは選手会長の近本。
「監督の考えてること、やって欲しいことが選手にうまく伝わっていない。
新聞を読んで初めて知ることも多い。もっと何でも僕らに直接言って欲しい」。
ベテランの糸井もこう続けた。
「監督はベテランに遠慮してるように思える。僕らベテランにこそ遠慮せずにガンガン言って欲しい」。
このとき、矢野監督の目にはうっすらと涙が浮かんだ。
しかし、その空気を変えたのがある内野手の発言だった。
「監督、勝てる采配をしてください」。
間近で見ていた別の選手は「この発言を聞いて、監督の表情がサッと変わった」という。
矢野監督は「そうか。わかった」と吐き捨て、ミーティング会場を後にした。
【徹底討論】阪神が終わった理由
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2022/04/01(金) 20:13:35.24ID:EJw6yzDga
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