別に練習放棄とかはしとらんし併殺も問題視してやっとるで
2軍は

 −部門別練習で、併殺のタイムを計っていた。

 「やっぱり目安になるやん。ただゲッツーの練習ばっかりするより、やっぱり時間とか。励みじゃないけどさ。じゃあ次はどうやったら速くクリアできるかとか、そういうところでは向上心が出る。速く強くってのをテーマにしとるんでね。やっぱりゲッツーチャンスでゲッツー取ってあげないと。ましてや、ここに来ている植田海やヤス(山本)とかは1軍でも守備のスペシャリストなんで」

 −去年、1軍の成績では併殺がリーグワースト。

 「ワーストやな。それはわかっとる」

 −やはり併殺プレーというのは試合の流れの中で重要に。

 「当然でしょ!エラーはついてないけど、やっぱりダブルプレーを取れるところで取らないと。数字に表れないミスだよな。そういうのも含めて、今はどうやって速くすればゲッツーを取れるかというところを、もっともっと自分たちで向上してほしいんでね」

 (続けて)

 「バッターによって、大体4秒超えるんだから。右バッターなら大体4秒2とか3とかさ。慌てることないなとかさ、そういうことの確認だよ」