これはハートボス



9回に巨人・大勢から左翼へ1点差に迫る1号2ランを放った阪神・大山は「諦めない姿勢というか、諦める理由もないですし。ロハスが(四球で)出て、みんながつないでやってることなので。追いつかなかったですけど、あそこで1本出たのは自分自身大きいですし、あのまま終わるのと1点差で終わるのは絶対違う。自分にとってもチームにとってもいい1本だったとは思います」と話した。

 チームでただ1人、開幕から7試合連続安打を記録するなど打率・333、1本塁打4打点。開幕を7番で迎えながらも5番に打順を上げ、このアーチが今季阪神のクリーンナップで初の本塁打だった。背番号3は「この1本がチームを勇気づける1本になってくれればいいと思いますし、チーム的には苦しい状況ですけど前を向くしかない。下を向いてもしょうがないので、もちろん反省はしますけどまた明日もチーム一丸となって戦いたい」と一致団結を誓った。