25日のプロ野球開幕を前に、兵庫県尼崎市の尼崎中央三丁目商店街で23日、阪神タイガースの優勝を願う恒例の「日本一早いマジック点灯式」があった。商店街の振興組合の理事らが集まり、公式戦の試合数と同じ「マジック143」をアーケードにつり下げたボードに掲示した。
2002年から始め、阪神が勝った翌日にマジックを減らしている。この日は組合の寺井利一理事長(60)が脚立に乗って、「マジック143」を貼り付けた。六甲おろしが流れる中、「今年こそ絶対優勝するぞ!」と気勢を上げると、参加者からかけ声や拍手が起こった。寺井さんは「阪神が勝った翌日は、お客さんの財布のひもが緩む。今年こそ阪神の日本一と、コロナの収束を」と話した。(森直由)
https://www.asahi.com/amp/articles/ASQ3R6RMHQ3RPIHB00Q.html