今日もパニック絶好調や

橋下徹
@hashimoto_lo
国際法学者篠田氏の大きな間違い)篠田氏が僕のことを色々言っているが、お互いに世界観が違うことは当たり前のこと。それを篠田氏は学者がよくやる橋下の勉強不足だ、無知だ、平和ボケだと批判してきたので議論にならなかった。今回は理屈で来たので理屈で返す。
@hashimoto_lo
まず司法試験受験予備校当時の憲法講師の影響を僕が受けていると指摘している点は全く違う。篠田氏はまだ分かっていないようだ。僕は考え方や価値観の違う相手でも尊重し侮辱はしない。その上で議論する。ゆえにこの講師とは憲法観は異なるが尊重はする。篠田氏は尊重=考えが一致と凝り固まっている。
@hashimoto_lo
篠田氏との決定的な違いは、憲法観の違いという抽象論ではなく、戦争前の軍事力・装備の話と戦争後の軍事力・権力行使の話を区分・整理するか否かという点。篠田氏は実際の権力というものを行使した経験がないのでこの点まったく理解も想像もできないのだろう。すべてごっちゃにしている。
@hashimoto_lo
戦争を抑止するための戦争前の軍事力や装備については憲法9条に縛られることは不合理。国民を守るために必要な軍事力や装備は何かという視点から政治が決めるもので、今は内閣法制局の憲法解釈に縛られ過ぎている。この点は本日の番組で菅前首相と議論。
@hashimoto_lo
しかしいざ戦争が始まって軍事力やその装備を国家権力が「使う」場面では、国民を犠牲にするような権力行使の仕方は憲法によって制約されるという持論。今の日本ではこの点の整理や議論がない。日本の憲法論でも戦争を前提とした戦争指導における憲法論は存在しない。ここはこれからの日本に超重要。
@hashimoto_lo
だから僕は今発信している。ここで篠田氏の「戦争は交渉の一部」という持論をそのまま認めれば、まさに国家権力が軍事力を行使する場面で国民の命を度外視することが無制限に許されてしまう。それを防ぐのが憲法。その憲法の働きすらなくせば、大日本帝国軍がやったのと同じ行為を安易に許してしまう。
@hashimoto_lo
篠田氏は自分の研究分野の国際法をあらゆる場面で絶対視するがこれは学者が陥る典型的な間違い。国家運営・権力行使は一つの専門分野の知見で決定されるわけではない。戦争前の軍事力・装備の場面では国際法に照らす場面が多いだろうが戦争後は憲法が重要になる。
@hashimoto_lo
逃げる自由、戦わない自由、出国の自由、一部地域を犠牲にしてはいけない戦争指導制約などなど。また篠田氏はネットのコメント・反響だけで国民の声の多数を判断しているようだが、これは選挙をやったことのない学者ならではの感覚。
@hashimoto_lo
篠田氏の考えを篠田氏がいつもバカにしている情報番組や街頭演説で披露してみたらいい。自分が思っているほどの反響はないはず。僕は昔からいつもこのスタイルでネットの中でのこの程度の批判はいつものこと。それでも選挙では勝ち続けた。
@hashimoto_lo
篠田氏が付き合っている周辺の者、特に池田氏と街頭演説をしたみたら分かる。誰も話を聞いてくれないだろう。百田グループもネットの中では熱烈な特定支持グループがあるが、愛知県知事のリコール運動では見向きもされなかった。仮に政治グループを作っても議席は獲得できないだろう。
@hashimoto_lo
ネットの声とはそういうもの。戦争は交渉の一部という主張は篠田氏の活動領域では受け入れられても、今の日本全体で受け入れられるわけがない。普通に生活している人たちとたまには接触せなあかんで。もちろん僕の持論もまだ広く受け入れられていないだろうから、今それを伝えようとしているところ。