巨人の原監督が、ドラフト1位の新人守護神・大勢について3連投を回避し、最大でも2連投とする2勤1休起用の方針を明かした。

 「出来たて、生まれたてのほやほやだからね。少し手綱を引いてあげる必要もある」。大勢は昨季19セーブを挙げたビエイラの不振で、開幕から守護神に抜てきされた。最速158キロの直球を武器に、開幕からの全3カードで初戦と2戦目に登板し、プロ野球史上初となるデビューから6戦連続セーブを挙げている。

 指揮官は大勢の奮闘を認めつつも、すでに9試合で6試合に登板したルーキーを大事に起用していく構え。「やっぱり肩を使うというね。相当なエネルギーを出して投げている」と話した。