>>615
盛岡とうふ伝説

「豆腐のまち盛岡」に今でも伝わる豆腐伝説があるので、代表的なものを2つご紹介します。


「豆腐買地蔵尊」(盛岡市南大通「連正寺」)
昔々、重病の母親に息子が毎日豆腐を買って食べさせたところ、奇跡的に回復したことに感謝して寄進したことから、この名がついたと言われています。

「覚山地蔵尊」(盛岡市名須川町「光台寺」)
江戸時代、参勤交代で江戸にいた南部のお殿様が、辻切りをして役人に追われた際、かくまった豆腐職人に感謝をし、「困ったことがあったら南部盛岡を訪ねてこい」といったことから、その豆腐屋が盛岡に来て店を開きました。その豆腐は「江戸豆腐」と呼ばれて繁盛しましたが、豆腐屋主人が亡くなり、不憫に思った南部のお殿様は、お地蔵さんを作ってその豆腐屋を供養したことが起源と言われています。

http://www.odette.or.jp/virtual/tohu/morioka/legend.html