10日のG1・桜花賞は、弟・幸四郎師が管理するウォーターナビレラ(牝3)に騎乗。前走のチューリップ賞は5着だったが、「内容はすごく良かった。3歳牝馬の中ではトップレベルに入っている馬だと確認できた。1週前追い切りに乗ったけど、今までに感じたことのないくらい、いい感触だった」と手応え十分に話した。

 その上で「あんまり今まで見たことがない幸四郎の雰囲気なんですよ。ちょっと調教師っぽくなってきた。彼(幸四郎)が自信持っているような感じだったので」と弟の様子を明かす。兄弟で臨むクラシック第1弾。勝利した場合に「兄が弟の手を上げるのか、弟が兄の手を上げるのか」と問われると、豊は「キスしますよ」と笑った。