1984年(昭和59年)8月15日の対巨人戦(後楽園)の試合前に、阪神ファン数十人が巨人の外野手レジー・スミスを取り囲み、人種差別と受け取れる罵声を浴びせる。さらにはスミスの息子レジー・ジュニアに対して物を投げつけ、暴行しようとしたことが発端となりスミスが激怒、数名がスミスから暴行を受けた。「被害者」は直ちに富坂警察署に届け出た。1984年(昭和59年)8月17日付朝日新聞は、「スミスだんまり一手」(15面)、「(スミスは)正当防衛主張」(22面)と同時に2つの観点から書きたて、スミスが書類送検される騒動に発展したが、後に不起訴処分となった[28]。