1973年(昭和48年)10月22日甲子園での対巨人最終戦。勝った方が優勝という試合で、阪神が0-9と大敗。不甲斐ない試合に怒った阪神ファンがグラウンドになだれ込み手当たり次第に巨人の選手らに暴行を働いたり、テレビ局の機材を徹底的に破壊したりする事件が発生。これにより再び川上監督のグラウンドでの胴上げは中止となり、兵庫県警察の機動隊員が出動する騒ぎとなった。
この時読売テレビの機材が破壊された一方で、阪神戦の中継に積極的であったサンテレビ並びに朝日放送の機材はファンに守られていた。