立浪を1度だけブチ切れさせた宮本 偉大な先輩に「遅すぎる」
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ただ、そんな憧れの人を一度だけ怒らせたことがある。
宮本が2005年から日本プロ野球選手会会長に就任し、08年北京五輪の日本代表の主将も任され、名実ともに球界のリーダーだった時のことだ。
ある日、マッサージを受けていたところに立浪からの電話。
やや寝ぼけ状態で対応したところ、いつもと違う雰囲気で電話を切られたという。
後にPL学園の先輩・片岡(元阪神)から立浪が電話の対応に激怒していると伝え聞く。
すると、宮本はすぐさまコールバック。ただ10回鳴らしても、電話に出てくれない。
11回目…。ようやく電話に出てもらうと、立浪から“お説教”が待っていた。

「電話では、おまえがマッサージを受けてるかどうかなんかわからないぞ…って言われて、確かにその通りだなと。
それとあの時は、もう30代後半のベテラン。周囲に自分を本気で叱ってくれる人なんていなくなる。
そういう意味でも、立浪さんの存在は本当に有り難かった」