新庄監督　裏目継投の真意語る　ロッテ岡に相性悪い杉浦投入「打たれていたから、いけって」
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　日本ハム監督の新庄剛志ビッグボスが試合前に取材に応じ、６日のロッテ戦で裏目に出た投手交代について、意図を説明した。

　２−０でリードして迎えた七回、先発で好投してきた加藤が無死一、三塁のピンチを招き、そこから４番レアード、５番山口を連続三振。ここまで加藤から２三振だった６番岡を迎えた場面で、新庄ビッグボスは２番手杉浦に交代した。杉浦は昨季サヨナラ弾を浴びるなど岡との相性が悪く、意外な継投だった。杉浦は初球にワイルドピッチで１点を奪われると、岡を四球。続く７番エチェバリアに右前適時打を浴び、同点に追いつかれた。

　新庄ビッグボスはこの継投について「杉浦くんが去年、岡君に打たれていたから、ここで、よしと思って。いけって」と、あえての起用だったことを明かした。結果として初球が暴投となったが「やっぱりああいうところで苦手意識は初球から出るなあと。岡くん来た、あ、代えようじゃ成長にならないし、ここで抑えてみっていう面白さもあるしね。そしたらだんだんいろんな場面でも、いいバッターを抑えていくと、ね。自信につながると俺は思う」と、持論を語った。

　「監督が岡選手の立場だったら？」との質問には「はあ？なんでやねん。あ〜、知らねえんだなって（思う）」と語りつつ「四球になって、向こうはやっぱり逃げたじゃないけど、避けたと思っていると思うけど、こっちは攻めているからね。攻めにいっての。今季全部、岡君（には）、杉浦君いったろうかな、一人だけ」と、今後同様の采配を振るう可能性を示した。