母と暮らす「33歳こどおじ」の部屋を訪ねて 「恋愛は面倒、結婚もしなくていいや」
2021年10月24日 09時28分

大人になっても親の家(主には実家の子ども部屋)で暮らす未婚者について、「こどおじ(子ども部屋おじさん)」または「こどおば」と呼ぶことがあります。

ニートや引きこもりとは異なり、仕事をしている人もいますが、揶揄の意味合いを色濃く残すネットスラングなので、自らがそう呼ばれることに不快感を示す人もいます。

弁護士ドットコムニュース編集部がLINEで「実家に住み続ける30代以上の未婚者(または独身)」の情報を募ったところ、ある女性から「うちの息子はこどおじです」との連絡が寄せられました。

「私自身は、子どもの頃から考えても、今が一番気楽で幸せです。私だって、子ども部屋に住む『こどばば』です。親子というより、気の合う同居人かな?」

それでは、息子のほうはどう考えているのでしょう。自分で選んだ「幸せ」がその同居生活にあるのでしょうか。

取材をお願いすると、OKを出してくれた息子も一緒に、6畳の「子ども部屋」で膝を突き合わせて話してきました。

こどおじになった背景には「就職氷河期」などの社会問題のほかにも、恋愛嫌いなどの理由もありそうです。(編集部・塚田賢慎)

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