松川くん、あんなに小園が好きだったのにあっさり「落ちて」しまう…

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 今春の選抜大会、2人は初めて甲子園の土を踏み2回戦まで進んだ。この時に、互いの帽子のつばに「ニコイチ」と書きこんだ。
 最後の夏もその帽子をかぶって臨んだ。和歌山大会決勝で、後に全国制覇を遂げる智弁和歌山に1―4で敗れ、2人の高校野球は終わった。
 引退後、小園は宮崎に住む祖母の家に松川を招待した。祖母が松川に会いたがったのだという。
 マグロを食べ、ブドウ狩りや梨狩りを体験した。夜はふとんを並べて一緒に寝た。
 テレビをつければ、全国のライバルたちが甲子園でプレーしている姿が映る。こみあげる悔しさは、キャッチボールをして振り払った。
 2泊3日。小園は「なんてない話しかしていないけど、のんびりできてすごく楽しかった」。
 大阪出身の2人は中学時代の野球チーム「貝塚ヤング」で出会った。
 互いの第一印象はあまりよくなかった。小園は松川について「今よりも体が丸っこくて、いかつい感じ。少し怖かった」。松川は「(小園は)目つきが怖かった」と苦笑する。
 仲良くなったきっかけは松川の声だった。ノックで同じ三塁を守っていた時に張り上げた。「すごくかわいい声をしていた。ギャップがあって、かわいいやつだなと」と小園。
 徐々に会話が増え、「けんた」「こう」と下の名前で呼び合うようになっていた。
 料理が得意な小園が松川のために、唐揚げ弁当を作って練習に持って行ったこともあるそうだ。


ロッテ・佐々木朗はドラフト1位・松川(市和歌山)相手にブルペン投球。
高校ではDeNAのドラフト1位右腕・小園とバッテリーを組んだ松川の印象について
「今日は僕の球が駄目だったみたいで“小園くんの方が良かった。まだまだだな”という感じで言われた」
https://news.yahoo.co.jp/articles/0baac9bb186a1812e7102c2745102a94cf1ef9c1



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ロッテ1位松川虎生が佐々木朗希の球威を初体験「すごく強いボール。受けたことのない球」