No.694 メジャーリーグには弱いチームを強くしようと選手に催眠術をかけたチームがあった
セントルイス・ブラウンズというチーム。
アメリカンリーグ加盟初年度はウィスコンシン州ミルウォーキーに本拠を置き、ニックネームもブリュワーズであったが、翌1902年からミズーリ州セントルイスに移転し、「セントルイス・ブラウンズ」となる。現在の「ボルチモア・オリオールズ」になったのは1954年のことである。
心理学者に見てもらったところ、このチームは「敗北者症候群」に感染していると診断される。そこで球団代表は選手に催眠術をかけて強くして欲しいと依頼。選手は催眠術をかけられ「緊張と自信喪失を克服する方法」を教えられた。しかしブラウンズはそれでも連戦連敗だった。