矢野阪神日本一おめでとう!予祝トレーナーがエール
[2020年6月18日9時31分]

祝! 日本一!! 20年開幕が近づき、予祝メンタルトレーナーの大嶋啓介氏(46)が交流のある矢野燿大監督(51)に「予祝レター」をしたため、日刊スポーツに寄稿した。
失敗を恐れずに挑戦する姿、昨季終盤のクライマックスシリーズ進出の背景にあった野球への感謝の心…。19日に開幕を迎える2年目の矢野阪神へ、“祝福エール”を送った。

矢野阪神タイガース、日本一、おめでとうございます。そして、たくさんの勇気と感動を、本当にありがとうございました。矢野監督が胴上げされた瞬間、涙が止まりませんでした。
監督の言葉を詰まらせながらの優勝インタビューは日本中が大感動していました。
監督の予祝通り、タイガースが大逆転につぐ大逆転で日本一になったことは、新型コロナウイルスの影響で元気がない日本中に勇気を与えてくれました。
特に、僕が印象的だったことは、逆転勝利の数が、プロ野球過去最多だったことです。矢野監督は、いつも言われていました。
「ピンチはチャンスだ。困難や逆境こそ、It's 勝笑 Timeの魅せどころだ」
ピンチの時に空気が悪くなるのか、イッツ・ショー・タイムで「よし、面白くなってきた!」と思えるのか。
その言葉通り、どんな困難でもチャンスととらえ、チームの空気は盛り上がり、楽しんでいました。
その影響もあるのでしょう。小、中、高、大学生や社会人野球の選手までもがベンチ内で「ピンチはチャーンス!」が広まっていましたね。

(略)
矢野監督は、いつも志に生きる姿を見せてくれました。「こんな時だからこそ野球を通じて、日本中に元気を届けたい」と話していました。
先頭に立って野球を楽しむ姿はリーダーとしてのあるべき姿でしょう。タイガースが頂点に立ったことで「It's 勝笑 Time! オレがヤル」が日本の合言葉になり、コロナ禍からの夜明けのファンファーレになりました。
監督、そして、阪神タイガースの皆さん、たくさんの勇気と感動、夢と希望を本当にありがとうございます。日本一、おめでとうございます。
https://www.nikkansports.com/baseball/news/202006170000765.html