矢野監督が実践する『予祝』は、西ら選手にも広がっている。予祝とは未来を先に喜び、祝ってしまうことで現実を引き寄せるというもの。指揮官が選手に配布したのが『前祝いの法則 予祝のススメ』という一冊だ。もちろん読書家の西もしっかり読み込んだ。

 阪神移籍を決めたのも、この指揮官の超プラス思考が大きいという。常に前向きな姿勢に共感している。「だから阪神に来ました。この監督のために、と思えるので」――。試合前のロッカーでは予祝を実践している一人だ。「“きょう、ナイスホームラン”と言ってみたり。一人でも多くの人が信じることに意味があると思う」。たとえ、首位とゲーム差が開いても簡単に優勝は諦めていない。
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2019年