711 名無し三等兵 (ワイーワ2 FF12-eSwf [103.5.140.163 [上級国民]]) sage 2022/04/12(火) 15:21:38.65 ID:iYZrdkK6F
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戦争研究所(ISW) ロシア攻勢戦役評価 2030 ET 11.04.2022 / 0930 JST 12.04.2022
特集:総司令官ドボルニコフ上級大将
ウクライナ侵攻総司令官に南部軍管区司令官ドボルニコフ上級大将が任命されたが、
この任命は、彼の経歴及び能力に起因するものではなく、
現在指揮を取っている3人の軍管区司令官の中で、彼が最も階級が高いからである。

シリアでの経歴がメディアで取り上げられるが、アレッポを含め、あの都市攻略戦術はドボルニコフ特有のものではなく、
ロシア軍の一般的な手段である(が、効果的ではない)。
仮にドボルニコフが市街戦のプロならば、彼が担当しているマリウポリでロシア軍が
これほど苦闘することはなかっただろう。

また、ドボルニコフの軍歴を辿ると、出世コースに乗ったロシア軍人に典型的な経歴であり、
軍事スキル等で特筆すべきものはない。

ただ一点取り上げるとしたら、彼はシリア介入部隊の初代司令官であり、そのため、
現地での複雑な指揮命令系統を取りまとめる仕事をした点は注目に値する。
この経験は今後、複数の軍管区所属の部隊からなるウクライナ侵攻軍の指揮統制の改善に役立つかもしれない。

今後、ドボルニコフが取り組む課題は以下である。
? ヘルソン州防衛(北と西からの)
? 可能ならばザポリージャ及びドニプロへの攻勢
? マリウポリ占領
? ドンバス戦線での正面攻撃
? イジュームから南へ向かう包囲攻撃(前担当は西部軍管区部隊)

? ウクライナ軍を誘引するハルキウでの陽動(前担当は西部・中央軍管区部隊)
? イジュームとドンバスに送られる消耗部隊の再建

だが、ドボルニコフが今後、東部軍管区所属部隊と他の軍管区所属部隊を統合することに苦労することになる可能性は大きい。

@ 南部軍管区司令官アレクサンドル・ドボルニコフ上級大将がウクライナ作戦ロシア軍総司令官に選ばれたことは自然な選択である。
彼は特別な技能や経験を持っているから選ばれたわけではない。また、ロシアの北部撤退と東部への注力というすでに起きた変化以上に
ロシア軍の戦争努力の方向が変わると考える理由も存在しない。

A ロシア軍がすでにマリウポリで化学兵器を使用した可能性があるが、現時点でISWではウクライナのその主張の確認を取ることができない。

B 東部ウクライナのセベロドネツク・ポパスナ・ルビジュネに対するロシア軍の攻撃は失敗し、同軍は目立った前進ができなかった。

C イジューム方面での攻勢作戦を強力なものにするため、ロシア軍はハルキウ州に部隊を集め続けている。また、同方面で小規模な攻撃を行った。

マリウポリ。ドネツク人民共和国の軍報道官が、ロシア軍は「モグラを穴から燻り出す」ためにアゾフスタル製鉄所防衛隊に
「化学戦部隊」を使うべきだ、と発言。化学兵器使用を示唆する内容ともいえる

なお、明日から1週間の間にマリウポリが陥落すると可能性は大きいが、ロシア軍も著しい損害を被る結果となる可能性も大きい。
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