https://news.yahoo.co.jp/articles/c16d0a738b9f378107f29dd86064605543be031e

これまで「足」で目立つシーンは、ほとんどなかった。内外野を守れるユーティリティーさと走攻守で堅実さが売りも、レギュラー定着へ足踏みしてきた。BIGBOSSから「初球からいって別に凡打してもいい」「3ボールから打ってもいい」など背中を押され、意識は変わった。失敗を恐れない「攻めるプレー」で、存在感を放ち始めた。

春季キャンプ後に2軍降格したときには「ボスは1年間、トライアウトと仰っていた」と切り替え、開幕へ照準を定めた。その後、開幕戦で4番に抜てきされ、プロ11年目のスタートを切った。「大した実績を残していないので、本当にチームのために、という思いは強いです。出たところで結果を残す。それだけ」。肝が据わった姿に、新たな魅力を感じて止まない。



割とビッグボス効果か