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この人全ての元凶やからな

【内田雅也の追球】全員が真剣に楽しんだ「予祝」 矢野監督の思いは胴上げに浸透していた

 今から思えば、阪神監督・矢野燿大が進める「予祝」を初めて紹介したのは当欄だった。

 就任1年目、2019年2月5日、キャンプ最初の休日、球団と報道関係者との懇親会があった。乾杯の音頭に立った矢野は言った。「皆さんのおかげで2019年、優勝できました! 3、2、1、かんぱ〜い!」

 優勝祝賀会のように、「優勝できました」と言った。あれは予祝だと思い、翌日、問いかけた。矢野は「そうです。予祝です」と答えた。「僕は言い切ってしまいたい。優勝したい、ではなく、優勝します。選手たちにも話していることです」

 7日付で<言葉が武器の「予祝」>として書いた。阪神の原稿で予祝という言葉が使われたのは初めてではなかったか。

 するとその後、矢野から思わぬ反響があったことを聞かされた。「内田さんに予祝を書いてもらったおかげで新しい出会いがありました。ありがとうございました」

 『前祝いの法則 予祝のススメ』の著書があるメンタルコーチ・大嶋啓介や作家・ひすいこたろうと連絡があり、面会することになったという。

https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2022/02/24/kiji/20220224s00001173132000c.html?amp=1