〜シャワー室〜
大山「あー今日も負けちまった…」
佐藤「惜しかったですけどピッチャーが打たれましたね」
ガラッ
木浪「(あっ監督だ…)」
坂本「(急にどうしたんだ…?)」
藤浪「(うわ瞳孔開いてる…気持ち悪りぃ)」
矢野「(おもむろにズボンを脱ぐ)おい、じゃあ祝え」
一同「???」
矢野「祝えよほら。こうやって出したんだからさ俺が」
マルテ「ボス、アナタナニヤッテルンデス…」
矢野「何やってるじゃないんだよ。祝おうよみんなで」
中野「監督…おかしいですよ」
矢野「おかしいのは阪神の勝率だよ。祝えって言ってるんだよ俺はさあ。誰も言葉分からない?」
桐敷「(…)」
矢野「え、何なの?祝わないなら試合出られないよ。部屋の鍵ここだから。鍵は口入れちゃうからほらもう試合出られない。ハイタッチしないと出られない」
梅野「監督…勝てばいいんですね?俺が打ちますから」
矢野「そういう力んだ顔はどうでもいいから祝えって試合出さないよ?」
西「………」
矢野「勇輝、お前なに自分は祝ってるから関係ないみたいな顔してんだお前
別に俺は祝わないから祝えなんて話でやってんじゃないぞ?祝えって話をしてるんだよ
じゃいいわ。ロハスのジュニアあんまり良くないから、誰も手上げなきゃ次お前ね」
岩貞「監督、やめてください。おかしいですよ」
矢野「だからおかしいのは阪神の勝率だって言ってるだろ。さっきから何なのこれ??ルーキー、桐敷、意味わかる?しゃぶれって言われて何でそんな顔してんの?もういいよ甲子園はさ。あ、鍵今飲んじゃったごめん」