苦しむ虎がついに連敗脱出だ。

まず口火を切ったのはこの日1番起用された島田だった。142km/h速球を痛烈に打ち返した打球が投手・ともやくん(5)のグラブを弾く内野安打に。
続く中野が見逃し三振に倒れるも糸井のライト前ヒットでチャンス拡大。4番・佐藤輝の犠牲フライで先制した。

4回には相手のサード・みきちゃん(4)のエラーで出たランナーを進塁打で進め、大山の内野ゴロで得点。しぶとく点を積み重ねた。

先発の藤浪は5四死球と制球に苦しみながらも6回途中1失点の粘投。9回に新守護神の湯浅が2アウト満塁のピンチを作るが、後を継いだ岩崎がみ軍の4番・しんごくん(5)をショートライナーに打ち取り試合終了。4月5日以来の勝利をもたらした。

▽阪神・矢野監督のコメント
「まぁ何とかしないといけないという所でね、苦しかったんだけども。テル(佐藤輝)が最低限の仕事をしてくれた。今日は気が出ていたということかなと思います。」

▽みどり幼稚園・みか先生(26)のコメント
「(1得点に終わった打線に対して)チャンスは作れていたし、形は悪くない。」

▽みどり幼稚園・しんごくん(5)のコメント
「チャンスで打つのが4番の仕事。それが出来ずチームに申し訳ない。」