「ロシア国防相、中朝にミサイル支援要請」

4/8(金) 7:33配信

ウクライナとの戦争局面でしばらく姿を見せなかったロシアのショイグ国防相が先月、
中国と北朝鮮を訪問して武器支援を要請したというウクライナ発の報道があった。

ウクライナ現地ニュース放送TSNがロシア最大石油企業ユコスの元最高経営責任者(CEO)レオニード・ネブズリン氏を引用し、
このように報じたと、ラジオ・フリー・アジア(RFA)が6日報じた。

ネブズリン氏は「ショイグ国防相が公式的な席から消えていた間、中国と北朝鮮を訪問し、消耗した弾薬・ミサイルなどの支援を要請した」と述べた。
ショイグ国防相は先月11日から2週間以上にわたり公開的な席に姿を見せなかったが、先月29日に国防関連会議に出席した。
ネブズリン氏はプーチン露大統領を批判し、2003年に弾圧を避けてイスラエルに亡命した。

ネブズリン氏は「信頼できる情報筋によると、ショイグ国防相の中朝訪問目標は、ロシアの部品と互換が可能なミサイルを探すこと」とし
「しかし中国はミサイル支援を断った」と話した。
続いて「ロシアはミサイル部品の70−80%を輸入に依存してきたが、制裁で供給されない状況」とし
「ショイグ国防相は北朝鮮に長く滞在し、私が知る限り、北朝鮮は(武器支援)要請に同意した」と主張した。ネブズリン氏の主張の信憑性は確認されていない。

北朝鮮は1970年代後半、ソ連製「FROG」ミサイルを逆設計し、弾道ミサイル技術を習得したという。
国連安全保障理事会は2009年の北朝鮮の2回目の核実験後、北朝鮮制裁決議1874号を採択し、
北朝鮮が武器や関連物資を外国に輸出する行為を禁止している。

https://news.yahoo.co.jp/articles/0b7f944f974764a2531cbb1395652ce7ef02c28b