西勇「我は予祝を持ちゆきき。新兵、桐敷、心分かるや?」
 桐敷「…」
 糸井「いや、分からざらむ!」(と西に突き入れ)
 西勇「ゆくすゑのさまを先に喜び、祝ひぬることにうつつ引き寄することを予祝と言ふ。みな予祝に、ただ一つにきたらぬがあり。分かる?テル、馬場」
 佐藤輝、馬場「分からず」
 西勇「糸井、分かるや?」
 糸井「一つのみなしや!優勝に向け練習せるよしならむ。されどこは練習したらずとぞ思ふ(T袿に書かれし『胴上げ』の手見せ)今より監督を胴上げしよくかなと思ふ。よしや?こは予祝なり!」