高校「グラブ投げ」大学「完全試合」…阪神3位桐敷拓馬プロでもバズらせる

この男、何か持っている。本庄東高3年夏。市川口戦でハプニングに襲われた。1点リードの延長11回2死二塁。投ゴロで試合終了…と思いきや、捕球したボールがグラブに挟まり、取り出せない。桐敷はとっさに、一塁まで10メートル以上の距離をグラブごとラグビーのように下手投げした。
しかし判定はセーフで同点。12回表に勝ち越し事なきを得ると、この仰天プレーの映像がYouTubeで“バズった”。19日現在で1050万再生超え。「見たことあります。正直覚えてなくて、なんで(グラブを)投げたのか…。大学でもずっとイジられてきました」と頭をかいた。
「今は(プロでバズる武器が)思いつかないので、野球のことであったり食事のことであったり、いろんなことで『バズる』っていうんですか…、やっていきたいなと思います」

桐敷は全国におよそ120人とされる珍姓で、ニックネームは「キリ」。強打者たちをキリキリ舞いさせ、プロの世界でも桐敷の名前をバズらせる。
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