札幌ドーム「日本ハム移転の穴」どう埋める? 赤字残る可能性も

 札幌ドームは01年に開業した。02年に日韓共催のサッカー・ワールドカップ(W杯)の試合が行われ、04年シーズンから日本ハムが本拠地として活用する。札幌市の第三セクター「株式会社 札幌ドーム」が運営し、19年度の売上高は39億7200万円。だが、コロナ禍の20年度は過去最低の18億6800万円にとどまり、営業赤字が5億100万円に上った。

 ドーム社は過去、大型ビジョンの更新などの大規模な設備投資をした14、18年度しか赤字になっておらず、大型設備投資をした年度を除けば20年度が初の赤字決算だった。施設自体の建設費は442億円で、市債残高は20年度末で96億円。32年度まで返済が続く見通しとなっている。

 一方、日本ハムは16年、公共施設であるドームならではの使用上の制約などを理由に、本拠地移転を検討中と表明。球場の管理・運営権を持っていないことから、独自のファンサービスなどを自由に展開できず、不満を募らせていたとされる。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5115cbfa168afe59b762df067f5d6143dd24cb27

自業自得なんだよなあ