◆デーモン閣下(池母信人・役)コメント(全文)
――オファーを受けたときの気持ちを教えてください。

おもしろい企画を考えるな、と思った。

――コールセンターの“イケボ”スーパーバイザー・池母信人役を演じられましたが、どのような人物像を思い描いて演技されたのでしょうか?

何しろ名前が“イケボ”なので、なるべく“イケボ”で話すことに努めた。“人物像”に関しては…思い描いた人はとくにはないが、“若くて個性的な集団”のリーダーに見えるように考えた。演劇なので、いつものデーモンではなく、“池母信人役”になることを。

――共演された内藤剛志さん、ナイツ・塙宣之さんの印象を教えてください。

吾輩は、芸歴は長いが“ドラマ出演”は多くない。つまり俳優との面識も多くはない。内藤剛志氏は初対面であった。とても律儀で丁寧な人柄だな、と感じたのと同時に大柄であることに驚いた。そして、若い!

内藤氏とは、“いい声を保つ工夫”について話をした。また吾輩が先に出演シーンを終えてスタジオを去るとき、車の去り際まで見送りにきてくれた。“座長”としても素晴らしいと思った。

ナイツ・塙氏とはバラエティで何度か一緒になっているが、演技への真摯さを感じた。塙君とは、NHKでの同じ番組(共演ではないが別のコーナー)出演の話をちょっとだけした。

あと、斉藤由貴嬢が帰る前にわざわざ挨拶に来てくれた。彼女とは演劇での共演はないが、約20年前に吾輩が副演をしたミュージカルで、彼女が吾輩が歌う歌の歌詞を書いてくれた。その関連で、多分一緒に会見を行っている。それ以来の再会で、こちらも「律儀だな~」と感銘を受けた。

――視聴者のみなさまにメッセージをお願いいたします!

デーモンがデーモンとしてではなく、あくまでも“役”をやっているおもしろさ。そのシュールな感じを見てもらいたい。