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◆予祝で夢を叶えた人たち
予祝で夢を叶えた代表例が、歌手・俳優で活躍されている武田鉄矢さん。鉄矢さんは歌手を目指して福岡から上京しましたが、なかなか売れず、夢をあきらめかけて故郷へ帰郷しました。落ち込んでいる鉄矢さんを見た、鉄矢さんのお母さんは、鉄矢さんを呼んで、なんとその場で祝杯をあげたのです。
すると、どうなったか。直後に、鉄矢さんは一気にブレイクしたのです。(出典:『週刊現代』2011年5月28日号)

こうした奇跡とも言える例は、たくさんあります。本書には、こうした事例がたくさん掲載されています。

・夏の地方大会で「甲子園出場おめでとう!」というビデオレターを流し、監督31年目で初めて甲子園出場を果たした秋田明桜高校
・これまでの記録が652回だった大縄跳びの記録を、「700回おめでとう!」と生徒と一緒に予祝して700回新記録を打ち立てた小学校
・倒産寸前だった居酒屋のスタッフが合宿をして、「予祝インタビュー」を行い、その直後から行列店になった「魚串炙縁」

そのほか、予祝で当時の格闘世界王者を倒したK-1選手、わずか4カ月で出版してしまった人、不登校だったのが予祝で日記を書いて高校合格し今では学級委員長になった学生など。
まさに奇跡のような出来事が、この予祝によって起こっているのです。


◆予祝の本質とは?
奇跡を起こす人と起こせない人の違いは何でしょうか。
これまでさまざまな成功法則や引き寄せの法則にもあるように、「自分を好きかどうか、自分を受け入れているかどうか」が前提です。
つまり、自分が現在ありのままを受け入れている「現在地=あなたの今の心の状態」から「行動」したものが「未来」となっていきます(未来=心<今の心の状態>×行動)。
今の心の状態とは、予祝して喜んでいる状態にあること。そして、行動とは習慣です。
本書では、どのように心の状態をプラスに保つのかという自分を受け入れる「自己受容」の方法、今を喜び、感謝があふれやすい環境のつくり方、そのための習慣について解説していきます。
また、習慣にしていくためのワークも掲載しています。