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ファイターズ元社長藤井純一氏の記事より

https://www.baseballchannel.jp/npb/9276/2/

「ぼくらはよく言うていたんです。誰でもいいから300億貸してくれと。ファンドの人にも冗談で頼んだことがあるわ。300億円を用意して、他のところにスタジアムを作るけど、どないする? って札幌市に行こうかと」
 藤井はフフフと声を挙げて笑った。

「コンサドーレ札幌は試合のとき、好きに看板を付けている。でも野球は駄目。野球と比べると差別されている」
 サッカーの試合時にはスタジアムの仕様を変更することもあり、コンサドーレにはピッチ周辺の看板の販売権が与えられている。
「それだけやなくて札幌市から補助金も出ているでしょ?」
 札幌市はwebでも公開しているが、主たる責任企業のないコンサドーレに対して大幅な「利用料減免補填補助」、運営資金「貸し付け」を行っている。

 それと比較するとファイターズにはシビアな対応であるといえる。
 札幌ドームは、スタジアム周辺の店舗の売り上げから一定パーセントを受け取っている。試合をするファイターズもその例外ではない。オフィシャルグッズショップでさえも、マージンが取られるため、ファイターズは直営店を閉め、札幌ドームに委託する形で商品を卸すことになった。

「冗談で引退した選手には札幌市長選挙に出ろって言うたりね」

 まさにスタジアムはファイターズにとって喉元に刺さった小骨のようなものだ。