【ソフトバンク】新勝利の方程式は代役守護神モイネロ 8回又吉 6、7回を津森、藤井、嘉弥真

ソフトバンクが18日、新たな勝利の方程式を固めた。
前日17日に「9回の男」森の2軍再調整が決定。代役守護神には左腕モイネロを立て、
8回は又吉、6、7回は津森、藤井、左腕の嘉弥真で乗り切る。
この日、投手練習を見守った斎藤学1軍投手コーチ(58)が明言した。

同コーチは「(9回は)モイネロでいきます。モイネロもそっちの方がやりやすく、決めてほしいということなので」と説明。
来日6年目で通算12セーブを挙げるなど、僅差の試合を締めてきた経験もある。

新加入の又吉も、今季は全8試合で無失点投球。開幕前から「便利屋」とア
ピールしてきたタフネス右腕が、セットアッパーに“昇格”だ。
8回のマウンドは中日時代に幾度も経験。変則サイドスローが、9回のモイネロへとつないでいく。

津森、藤井、嘉弥真は、本格的に勝ちパターンを担う。
津森は8試合で、嘉弥真は7試合でともに防御率0・00、藤井は7試合で同1・23。
同コーチは「流動的に。左投手もたくさん入れているので、それをうまく使いながらやっていければ」と話した。
ワンポイント起用もありそうだが、基本的に6、7回は3投手でしのぐ。

森について、斎藤コーチは「痛みとか違和感ということは一切ない。そういう面では心配していない」。
守護神の剛球復活まで、盤石のリリーフ陣が勝利へバトンをつなぐ。