米誌「フォーブス」電子版は14日「ウクライナのバイラクタル・ドローンがロシア艦隊の旗艦「モスクワ」を沈めるのに寄与した」という記事を掲載した。

その記事は、ドローンにはMAM-1というレーザー誘導のごく小型のミサイルが4発搭載されていることに注目する。それを発射すると複数の超小型のミサイルはロシア艦のレーダーをかいくぐり、ミサイルの誘導を撹乱するチャフにもレーザー誘導なので影響されずに命中したのではないかというのだ。

MAM-1に搭載された爆薬は23キロほどで直接的には大きな損害を及ぼさないが、「モスクワ」の対艦ミサイル発射管に命中すれば大きな爆発を誘発することになる。

「これで、小型でも精密な兵器は大爆発をひき起こし、火薬と燃料を満載した標的を破壊することが証明できた」