批判合戦、マクロン氏に軍配 ルペン氏とTV討論 仏大統領選 4/21(木) 8:38 配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/c0a50541f4f2ae847aca29d40bc6086a337b815f

【パリ時事】24日のフランス大統領選決選投票を前に、再選を狙うマクロン大統領と極右政党「国民連合(RN)」のルペン候補が20日、テレビ討論会に出演し、互いの政策をめぐって批判合戦を繰り広げた。
終了後にBFMテレビが報じた世論調査では、「説得力のある候補」としてマクロン氏を選んだのが59%、ルペン氏は39%だった。


ちな討論会の内容↓
>>双方とも「話に割り込まないで」「これは間違いだ」などの言葉を投げ掛けながら、終始緊迫したやり取りを展開。
>>フランスの債務問題では、マクロン氏が「全ての話を一括りにしないでほしい」と言えば、ルペン氏は「私にレクチャーしないで」と応酬する一幕もあった。
>>世論調査の支持率でマクロン氏にリードを許しているルペン氏にとって、この討論会は有権者にアピールする待望の機会だったこともあり、「今後5年間の絶対的な優先課題は国民にお金を戻すことだ」と強調し、国民はマクロン氏の政策に苦しめられてきたと訴えた。
>>ルペン氏は「国民に対して別の選択肢があり得ると言いたい。私は生活費(の面倒を見る)大統領になってみせる」と断言した。

>>一方マクロン氏は、ルペン氏がかつてロシアのプーチン大統領に敬意を表明し、前回2017年の選挙戦でロシアの銀行から借金をした点を批判。
>>ルペン氏に対して「あなたはロシアの力とプーチン氏に頼っている。ロシアの銀行から融資も受けた。あなたが言う選択肢の多くはこの依存で説明できる。あなたがロシアに物を言う時は、他国の指導者たちではなく銀行と相談するのだ」と主張した。
>>ルペン氏はこうした指摘について「私は完全に自由で独立した女性だ」と反論した。

>>またマクロン氏は、フランスの失業率が13年ぶりの低水準になったことを引き合いに出し、任期中に雇用を創出したと政策の成果を誇った上で、「(国民の)購買力を高める最善の方法は失業対策だ」と付け加えた。

>>ただ両候補とも互いの政策を攻撃するだけで、有権者が本当に懸念する問題に正面から対応したとは言い切れない面もあった。
>>例えば付加価値税(VAT)税率大幅引き下げで購買力を強化するというルペン氏の提案についてマクロン氏は「不確かだ」と切り捨て、ルペン氏はマクロン氏の生活費対策を効果がなく不公正と評した。
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