「ホットドッグを値上げしたら殺す」コストコの創業者が現在のCEOに語っていたこと


コストコは1985年からドリンク付きのホットドッグを1.50ドル(約158円)で販売してきた。

コストコの現在のCEOクレイグ・ジェリネック(Craig Jelinek)氏が当時CEOだったシネガル氏にホットドッグの値上げを相談すると、シネガル氏は「あのホットドッグの値段を上げたら、お前を殺すぞ。どうにかしろ」と答えた。

2009年、ジェリネック氏は本当に"どうにかした"。コストコは、長年にわたってホットドッグを供給してきたHebrew Nationalを使うのを止めて、ロサンゼルスにカークランドシグネチャーのホットドッグ工場を建設した(のちにシカゴにももう1つ工場を作った)。新しい工場によってホットドッグの生産コストが削減され、コストコは1.50ドルで売り続けることができた。

ジェネリック氏は「(値上げは)大したことではなかっただろう。人々はそれでも(ホットドッグを)買っただろう。ただ、コストコと言えば、1.50ドルのホットドッグだと人々は考える」と語った。


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