ロシア国内第2の石油会社社長が辞任
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220422/k10013591891000.html
ロシア国内第2の石油会社のルクオイルは21日、公式サイトで声明を発表し、社長のワギト・アレクペロフ氏が辞任したことを明らかにしました。
ロシア国営メディアなどによりますとアレクペロフ氏は、1993年にルクオイルの社長に就任し、政権とのつながりを利用して巨万の富を築いた「オリガルヒ」の1人として知られていました。
ルクオイルは、ロシアがウクライナへの軍事侵攻を開始したのを受けて、先月声明を発表し「ウクライナで起きている悲劇に懸念を表明する」としたうえで、
「武力紛争の早期終結を望み、交渉と外交による解決を全面的に支持する」と表明しました。
ロシアの主要企業がプーチン政権に否定的な立場を発表するのは異例です。
ルクオイルはアレクペロフ氏の辞任の理由について明らかにしていません。