高校野球の春季岩手県大会(5月20日開幕、二戸市ほか)につながる各地区の予選が、29日に開幕する。盛岡地区ではプロ注目右腕・斎藤響介投手(3年)を擁する盛岡中央が、30日に1回戦で盛岡南と対戦。
149キロ右腕は「花巻東と盛岡大付を倒して甲子園へ行く」の思いを胸に、まずは今年初公式戦から存在感を見せていく。

 夏に最大の敵を封じるため、この春から自信をつけていく。30日に初戦を控える斎藤は「分かっていても打たれないストレートを投げたい」と意欲。背番号1をつけた昨夏は岩手大会2回戦で149キロをマークするも、準々決勝の盛岡大付戦(4●7)で7失点と打ち込まれた。
東北大会出場を目指した秋の県大会は出場辞退と消化不良で終わり、奥玉真大監督は「選手たちは試合に飢えている」。斎藤も「試合が楽しみ」と春の戦いを心待ちにしてきた。
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