中世ジャップランドを煮詰めたような組織や🤣


「会議に出たくない」 デジタル庁、民間出身職員が反発

民間からの出向者200人を含む約600人で立ち上げられたデジタル庁。
それなのに「仕事ができる」とされる20〜30人の官僚が兼務の形であらゆる案件に絡むようになるまで、時間はかからなかった。
違和感を抱いた民間出身者は反発した。

「会議が多すぎる。もう出たくない」「同じような書類を何度も作っている」。
責任曖昧な組織なのに、官僚流の厳格な根回しや報告は求められた。
兼務者が多いため根回し先が増え、不毛な業務の水位は「ほかの役所と比べても異常な水準」(官僚出身の若手職員)に達した。

庁内での働き方の満足度を尋ねた年末のアンケートでは5段階で3を下回る部署もあった。
「そのうち不満すら出なくなる。そうなったら終わりだ」。
民間出身幹部は危機感を覚えた。

混乱の傷痕は小さくなかった。21年度末にかけ、デジタル庁で働いていた職員が10人近く一斉に退職し、
通信大手や外資系コンサルなどに転職した。
いずれも優秀な若手だが「ここにいても未来はないと思ったのだろう」と中堅職員は解説する。