恐怖小話〜蛙の怨霊〜

あるマンションの隣に多数の蛙が住む池があった。
そのマンションの2階に住む男子学生が友人の女の子を誘った時のことである。
二人はホラー映画を見ていると隣の池のカエルが鳴き始めた。
初めは少しだったのだが時間がたつごとに一匹、また一匹と鳴き声が増えてくる。
しまいには映画のセリフが聞こえないくらいカエルが鳴きだしたので男子学生は
「クソ!これじゃ音が聞こえないじゃないか!」とテレビのリモコンに手をかけた。
するとその時友人の女の子が言った
「かえるの?音量」