22日の同カードで甲斐はレイとのバッテリーで2回までに7失点し、3回守備から交代した。試合後、交代の意図を藤本監督は「(甲斐への)一つのメッセージ」と報道陣に語った。

 23日の試合前、報道陣の取材に応じた藤本監督は宿舎で40分ほど話し合ったという。「昨日40分ぐらい話しました。『メッセージって何ですか』って甲斐から来たから。俺はいつでも来いと言っている。疑問あったらいつでも話をしようと。そうやって甲斐も来てくれるから本音で話ができる」と甲斐の“直談判”を歓迎した。

 話しの中身について藤本監督は「侍(ジャパン)の投手陣とうちの投手陣は違う。侍はいい投手の集まり。こっちでリードをするときは侍の投手ではない。うちの投手も球が強い球を投げられる投手も多い。それをうまくリードするのがおまえの役目。扇の要で一番大事なポジション。幅広いリード、ピッチャーに応じたリードというのがこれから甲斐が一皮も向けていくために必要」などと説明した。
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