――今回と一昨年の特集では、原さんとともにニュージェネの一員である大橋彩香さん、福原綾香さんにも話を聞かせてもらっていて。大橋さんにとっては、おふたりが年齢的には先輩でありつつ、「ふたりの前だと自分らしくいられる気がする」って話していたのが印象的でした。原さんは、ふたりといるときどのように感じていますか。

原:ほんっとにいい意味で普通で、自然です。大橋さんは歳がけっこう離れていることもあって、「わあ、かわいい」みたいな感じで。福原さんは1個違いなので、わりと同い年のような感覚で、ふたりして「はっしー、かわいいね」って(笑)。
4thライブの神戸公演(「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 4thLIVE TriCastle Story」)で、大橋さんが“Snow Wings”を歌っている途中に、わたしと福原さんがシークレットで後ろから出てくる演出があったんです。

出たときにはっしーが泣いたんですよ。それが、本当に意外で。楽しく話す3人、みたいな感じだったので、はっしーが「安心した」って泣いていて、そのときに「自分は役に立ってたんだ」って思いました。
 初期からいるみんなの中で、はっしーと黒沢ともよちゃんだけが年下で、はっしーはセンターにはいるけどいわゆる引っ張っていく存在ではなく……というバランスがあったので、わたしも、はっしーがいろんな重責、プレッシャーを感じているとはそこまで想像できていなかったんです。これは本当にゴメンねっていう話なんですけど……だからあのときはっしーが泣いたことにビックリしました。はっしーもいろいろプレッシャーを感じていて、その上で意外とわたしたちは役に立ってたんだなと思って以来、「こうしたらはっしーの役に立てるかな」みたいなことを考えるようになりました。

はっしーには原さんつけようや