巨人が今季初完封勝利を収めて2度目の6連勝を飾った。中日戦に先発した新外国人のシューメーカーが7回2死まで一人の走者も許さない完全投球で圧倒。9回122球を投げて2安打8奪三振、無四球で来日初勝利を初完封でマークし、初安打も放った。打線は1点リードの9回、中島が2点二塁打で強力援護。今季最多の貯金を11に増やし、首位の座をがっちり守った。

 新外国人のシューメーカー(巨)が自身3登板目に、完封で来日初勝利。

 巨人の新外国人投手(来日1年目)でその年、完封勝利をマークしたのは(初完封の自身登板数、勝利数、シーズン完封数)

76年 ライト(登板数12)5勝目〈2完封〉

85年 カムストック(登板数2)初勝利〈1完封〉

88年 ガリガリガリクソン(登板数13)5勝目〈3完封〉

96年 ガルベス(登板数2)初勝利〈3完封〉

00年 鄭ミン哲(登板数2)2勝目〈1完封〉

15年 マイコラス(登板数7)2勝目〈2完封〉

22年 シューメーカー(登板数3)初勝利〈1完封〉

 シューメーカーが7人目。初勝利を完封で飾ったのは、85年カムストック、96年ガルベスに次ぎ、3人目だ。

 G投手では今季、開幕から25試合目での初完投。初完投に25試合以上かかったのは11年35試合目以来、チーム4度目のこと。

 セ6球団で唯一、完投投手不在だったチームに、初の完投勝利をもたらした。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b1a076d143e526252224188b89416add13141291