オリックスは24日、近藤大亮投手（30）を支配下選手登録することを発表した。背番号も124から「20」に戻る。

近藤は2年目の17年から3年連続50試合以上登板するなど、中継ぎエースとしてブルペンを支えてきたが、
20年2月に右肘痛を発症。同年9月に右肘内側側副じん帯再建手術（通称トミー・ジョン手術）を受け、育成契約となっていた。

右腕は球団を通じて「まずはこの2年間、支えていただいたすべての方々に感謝したいと思います。
ケガでリハビリを行っている間にチームが優勝するなど、自分の居場所が無くなってしまうのではないかと
不安な気持ちもありましたが、必ずまたあの舞台に戻りたいという一心で前を向いて一日一日やるべきことをやってきました」と長かった育成生活を振り返った。

その上で「まだここからがスタートとなりますが、これまで支えてくださった方々に少しでも恩返しができるように
一日一日大切に投げていきたいと思います」とコメントし、リーグ連覇に貢献することを誓った。