小栗は第18回について「これ(壇ノ浦の戦い)を目標に動いてきた物語ではあるので、これ経た後に一体、何が残っているのかというところを注目して見てもらいたい」とメッセージ。印象に残っているシーンについて「すべてが終わった時に義経と2人で話をするシーン」を挙げ、「素晴らしいロケーションで撮影させてもらいましたし、初めて義経に対して意見をする瞬間がある。そこは印象に残っています」と語った。

清水氏は、第18回は2分間の「大河ドラマ紀行」を本編終了後に放送せず、45分間本編を放送すると発表。「『鎌倉殿の13人』の中で、源平合戦、一つのクライマックスとしてたっぷりお楽しみいただくべく、45分まるまる本編にしています」と説明した。


 「壇ノ浦の戦い」は、昨年に伊豆周辺で撮影したことも明かした。大海戦を描くため、VFX(視覚効果技術)を使用し、その作業は「放送ギリギリ」まで続くという。「VFXスタッフが少しでもいいものにしたいと熱意を込めてやっていますので、作業は放送のギリギリまで続きます。例年の大河と比べても相当な規模のVFXのシークエンスになると思います」とアピールした。
 源義経(菅田将暉さん)の“伝説”の「八艘(はっそう)飛び」も予告。「(ドラマには)歴史学の最新の知見を反映させていますが、日本人が長く愛してきた源義経を語る上で、(八艘飛びは)欠かせない重要なピース。ぜひ期待していただきたいですし、一方で、ただの源義経の活躍物語ではない描き方にもなっていると思いますので、注目していただければと思います」と話していた。

ハードルあげすぎやね