ダルビッシュの発言


なぜぼくが「審判側」に立つかというと、スプリングトレーニングやサマーキャンプで、元メジャーリーガー、審判に対して文句を言いまくっていた人たちが審判をしてくれるんですよ。ライブBPとか紅白戦で。
もうね、ひどいなんてもんじゃないから。ワンバウンドするような変化球でも、ボール5個外れていてもストライクコールするし。
見てる側はめっちゃ簡単なんですよ。審判って。批判してる人のほぼ100%はあの能力を持ってないんですよ。凄さをわかってないのに簡単に批判するのは、審判を人としてみんな見てない。


プロ野球の歴史は審判も一緒に作ってきているのに、ファインプレー集はあってもファインコール集はないわけですよ。ちょっとぐらい審判のいい所に目向けたってもいいじゃん。
審判にもユニフォームを脱いだ後の生活があるわけじゃないですか。仕事終わって、家に帰って来て、ホッとして、家族も居るなかで、普通の生活があるわけですよ。
自分の仕事が世間に認められることもなく、お前らは感情を出すなと言われ続けて、すごい大変なことをしているのに、
褒められることはない。どういう気分なんやろって。