今月10日の一次投票で3位になった左派候補のジャン=リュック・メランション氏は、マクロン大統領について(1958年以降の)フランス第5共和政で「選出された最悪の大統領」として、「棄権と白票と無効票の大海を泳いでいる」だけだと酷評した。

「現代フランスの大統領で、マクロンほど僅差でぎりぎり勝った者はいない。選択肢がゆがめられた選挙で、ほかに誰もいないという『でもしか』な状態で、危機感の中で選ばれた」のだと、メランション氏は述べた上で、自分は首相就任を目指すとあらためて意欲を示した。